気になるアホ毛・浮き毛を抑える対処法とは?
「アホ毛」や「浮き毛」と呼ばれる、頭頂部の表面からピンピン飛び出した短い毛。どんなにスタイリングを決めても、アホ毛のせいで台無し…なんて経験もあるのではないでしょうか? 紫外線などによって、髪や頭皮が乾燥すると、アホ毛はより目立ちやすくなります。
そんなアホ毛の原因と対処法についてお伝えしたいと思います。
アホ毛には3タイプある!
まず、アホ毛の原因ですが、一般的にアホ毛には「成長途中の毛」、「切れてしまった毛」、「うねり毛」の3タイプがあるといわれています。それぞれに原因について説明していきますね。
1.成長途中の毛
髪の寿命(成長期)は4〜6年といわれています。ずっと伸び続けるのではなく、自然と抜け落ち、抜け落ちたところからまた新しい毛が生えるというヘアサイクルを繰り返します。
生えはじめの短い毛は、ほかの長い毛となじみにくく浮き出てしまうことも。
2.切れてしまった毛
カラーリングやパーマ、スタイリング時の熱ダメージ、紫外線などによりダメージを受け、途中で切れてしまった毛もアホ毛に。成長途中の毛と同様に長い毛となじみにくくなり、表面から浮き出やすくなるのです。
3.うねり毛
本来の髪質でうねる場合もありますが、髪の水分保持力の低下や頭皮環境の悪化など、後天的な要因で、うねった毛・ゆがんだ毛が生えてくる場合も。うねった毛は表面から飛び出し、目立ちやすくなります。
アホ毛を目立たせない対処法
上記3タイプのアホ毛はスタイリングのネックになる存在ですが、いつものケアやスタイリングを少し変えるだけで、落ち着かせることが可能です。
■保湿効果の高いシャンプー&トリートメントを使う
髪や頭皮の乾燥によって目立ちやすくなるアホ毛。保湿効果の高いシャンプー&コンディショナーに切り替えることで、髪内部を潤わせ、パサつき髪にならないようにすることは有効です。
また、洗髪時に髪に摩擦を与えないよう、よく泡立ててから洗う、地肌をマッサージするように洗う、しっかり洗い流すなど、髪の洗い方にも気をつけましょう。
■アウトバストリートメントの投入を
洗髪後はすぐにタオルドライを行い、ドライヤーで髪を乾かすことが大切です。
ドライヤーをかける前にアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を使用するとアホ毛が落ち着きやすくなります。適量を手にとり、髪の中間〜毛先につけたあと、トリートメント剤がわずかに残った手のひらで、アホ毛が気になる部分を軽くなでればOK。
その後、温風を上から当て、指の腹で頭皮を左右に擦るように根元から乾かしていくのがポイントです。
■スタイリング剤を上手に使う
スタイリング後に、アホ毛が目立つときはヘアクリームやヘアワックスなど、油分を含むスタイリング剤を少量手のひらにのばしてから、気になる部分を撫でるようにしてなじませます。
スプレーを吹きかけたコームでアホ毛部分を優しくとかしたり、アホ毛専用のマスカラタイプのスタイリング剤を使用するのもおすすめ。
上記の対策に加え、アホ毛ができないように、頭皮&ヘアケアに気を配りながら、食生活や睡眠環境に気を配ることもお忘れなく。
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